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あなたは”オモテ”?”ウラ”?フレーズの始め方が肝心な理由

      2017/07/09


あなたは
オモテの人ですか?ウラの人ですか?

 

 

こんにちは!

 

感覚派すぎて成長が止まった人へ
直感で音を楽しむための音楽理論講座

セッションインストラクターの
芝 郁男です。

 

 

 

私がセッションホストを
担当する時は割と実験的なことを
試してみることがあるのですが、

 

昨日と一昨日に開催した
ジャズセッションでは
こんなテーマを
掘り下げてみました。

 

 

その名も

 

『”ウラ”フレージング縛り!』

 

 

 

 

ジャズのフレージングの特徴は
【拍の”オモテ”ではなく
“ウラ”から
フレージングする
ところにあります。】

 

 

 

あなたも
試しにジャズの音源を
聴いてみてください。

 

ほぼ全てのフレーズが
拍の”ウラ”から
入っていることに
気がつくと思います。

 

 

 

ただ、

 

知識として知っているのと
使えるのとは訳が違います。

 

 

いつも”オモテ”から
フレージングする習慣が
ある人にとっては

 

“ウラ”から入るのって
非常に難しいんです。

 

 

 

なので、

 

参加者の方々に
こんなルールを
提案してみました。

 

 

【前の小節の4拍目ウラから
 フレージングしてみましょう!】

 

と。

 

 

 

最初は悪戦苦闘しながらも…
まぁ慣れてくるわけです。

 

 

そしたら次!

 

前の小節の3拍目ウラから
フレージングしてみましょう!

 

 

さっきより難しい
んだけどなんとか乗り切る…

 

 

そしたらその次!
もう察しがつきますね。笑

 

2拍目ウラ、1拍目ウラ
という風に前倒しの幅を
広げていったんです。

 

 

するとどうでしょう。

 

 

これまでジャズとは無縁だった
皆さんのフレージングが
いつの間にかジャズっぽく
なっているじゃあないですか!

 

 

 

 

これ、なぜだか分かりますか?

 

 

 

その理由は、

 

【フレージングの「始まり」を
 “ウラ”から始めると自然と
 それに続くフレーズも
 ”ウラ”からになる】

 

からなんです。

 

 

 

試してみると分かるのですが、
“ウラ”からフレージングし始めたのに
途中から“オモテ”でフレージング
し直そうとすると凄く違和感を
感じてしまうんですよ。

 

 

これが、
フレーズの入りを”ウラ”にすると
一気にジャズっぽくなる理由。

 

 

 

ぜひ覚えておいてくださいね♪

 

 

 

今回はこの辺で!

 

 

 

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