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「メジャー」も「マイナー」も関係ない!?
アドリブに即効で役に立つスケールの考え方

      2018/03/02


朗報ですよ〜!

スケールはわざわざ
「メジャー」と「マイナー」に
分けなくてもいいんです!

 

 

 

こんにちは!

 

感覚派すぎて成長が止まった人へ
直感で音を楽しむための音楽理論講座

セッションインストラクターの
芝 郁男です。

 

 

 

スケールと言えば
「メジャー」と「マイナー」で
分けて語られることが多いですよね。

 

 

メジャーの曲はメジャースケールで、
マイナーの曲はマイナースケール

 

と捉えるのが
一般的かもしれません

 

 

…が、
ぶっちゃけ使い分けるのって
面倒くさくないですか?笑

 

 

 

 

どこどこにフラットが入るから
ああしてこうして…

みたいな。笑

 

 

 

 

でも安心してください、
アドリブ的には

【2つをいちいち分けて

 考える必要がありません!】

 

 

 

覚えてますかね〜

 

先日耳コピがテーマの時にご紹介した
Keyコードの捉え方で
こんなことをお話ししました。

 

1 Keyコードは落着きコードである
2 落着きコードはダイアトニックコード上
  IVImである

 

 

 

そして、気づきましたか?

 

 

同じダイアトニックコード上に
落ち着きコードが2つある…

ってことは!

Key だって
IでとろうがVImでとろうが、

 

【アドリブで使えるスケールは
 一緒なんです!】

 

 

 

 

理由は一貫しています、
ダイアトニックコードは
メジャースケールから生まれたから!

 

同じダイアトニックコード内であれば
使えるスケールも一緒なんですよ。

 

 

 

 

たとえば、

 

Keyが C (I) の時は、
ダイアトニックコード上の
もう一つの落ち着きコードは

Am (VIm)

ですが、同じ
ダイアトニックコード内なので
Cのメジャースケール
アドリブがとれるし、

 

 

 

 

Keyが Cm (VIm) の時は、
ダイアトニックコード上の
もう一つの落ち着きコードは

Eb (I)

ですが、同じ
ダイアトニックコード内なので

Ebのメジャースケール
アドリブがとれちゃいます!

 

 

 

端的に言ってしまうと、
C=Amであり、
Cm=Ebと考えても
アドリブにおいては
なんら支障がないということ!

 

 

当然、

この関係は他のコードにも
当てはまります。

よく使うところだと、

G=Em、

Bb=Gm
F=Dm

なんかがそうですね。

 

 

 

 

 

これを音楽理論用語で
「同主調」と言ったりするのですが
そんな名前はどうだってよくて

 

 

いかに最小限のインプット量で
遊べるようになるか、
この考え方が何より大事!!

 

 

 

 

 

この考え方は
直感で使える音楽理論を学ぶ際に
最も大切な考え方の一つになります、

ぜひ覚えておいてくださいね♪

 

 

 

さらなるスケールの
実践的な使い方については、

 

 

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