あなたは大丈夫!?
表現欲求の強いプレイヤーが陥りやすい罠
あなたは
表現欲求が強い方ですか??
こんにちは!
バンドからはじまる音楽レッスン!
セッションインストラクターの
芝 郁男です。
あなたは、
楽器で自分を表現したい!という
想いを強くもっていますか?
もしそうだとしたら
ちょっと気をつけた方がいい
お話をこれからします。
そもそも私自身が
「誰かに何かを伝えたい」
そのために楽器を弾いている
ような人間なのですが、
そのような
表現欲求の強いプレイヤーは
自分を出そうとし過ぎて
こんな失敗をやらかしがちです。
・ソロが異様に長くなる
・盛り上がりもなにもない
平坦なソロになる
・自分の演奏でなにを伝えたいのか
なんて自分でもわからなくなる
・オーディエンスが自分の演奏に
飽きているのがわかるし、
自分も飽きている
これらの失敗は
頭に浮かんだことを
楽器で表現するべきである
と強く思うがために
生じてしまうものです。
思い当たる節はありませんか?
もちろん、
楽器で音を出す以上
自分の頭の中に鳴っている音と
楽器の音が連動していることは
大変すばらしいことですよ。
ぜひその価値観を育てていって
もらいたい!
のですが…
自分を出そうとし過ぎてしまうと
上手くいかないのもまた然り。
・伝わらない
・音のコミュニケーションができない
・そもそも頭の中に表現したい音が鳴らない
から何を弾いていいのかわからない
・だから、いつもの手癖に頼ってしまう
そして、最悪の場合
自分にはアドリブなんて無理なんだ
になってしまうんです!
なので、
ここでアドバイス!
【自分を出そうと思うな!】
すこし言い過ぎかもしれませんが
表現欲求の強いタイプにはこれくらいが
ちょうどいいでしょう。
前回のメルマガでお話した
コンセプトワークを活用すれば
これができてしまいます。
なぜなら、
コンセプトを表現することに
フォーカスするので
【自分を出そうとする
暇なんてないから!】
ほんとに伝わるアドリブって
“自分”を出す余地なんて実は
そんなにないんです!
まずは
この事実を素直に受け入れましょう。
その上で客観的に
コンセプトを表現することに
徹してください。
そのためには
前にも話しましたね。
自分の表現できるテクニックを
つとめて客観的に棚卸しする。
この作業が非常に重要です。
そうすることで、
聴く側に伝わる表現が
できるようになるし、
結果自分らしい表現に
昇華していくのです!
最後に言ってしまうと、
自分らしさなんて
出そうと思わなくても
勝手に出ますから。笑
今日のお話はかなり重要なので、
ぜひ覚えておいてくださいね♪
次回のメルマガでは
実際のセッション動画を挙げて
セッションのポイントを
お話する予定です!