アドリブは音で埋め尽くされないとダメ?
2016/06/08
今回のテーマは
『アドリブは音で
埋め尽くされないとダメ?』
について。
アドリブと聞くと
なにか弾かなきゃという
強迫観念が働くようで、
アドリブソロの間
ずっとなにかしらの音を
鳴らさなければならない、と
なんだかわからなくても
とりあえず音を出して
場を凌いでいる人を
よく見かけます。
本人的には場を凌いでいるかも
しれませんが、
はっきり言うと逆効果です。
つまり、
アドリブにおいては
【音を鳴らさない時間の方が大事】
ということ。
自由に弾いていいのに
弾かない時間の方が大事って
なんかおもしろいですよね。
例えば、
日常の会話を考えてみてください。
ずっと休みなく喋り倒されて
いい気分がしますか?
さんまさんのように
話が面白ければ
まだ(?)いいかもしれませんが、笑
大抵の場合うんざりしますよね。
なぜなら、
【会話には必ず「間」が必要だから】
日常の会話では喋り続けていると
息が続かなくなるので
自然と「間が」空きますが、
楽器は吹奏楽器でない限り
延々と音を出し続けられます。
だから、「間」のない演奏に
なってしまいがちなのです。
それにプラスして
なにか弾かなきゃという
精神的な気負いが合わさり、
さらに音を出し続けてしまう
という悪循環。。
この状況を解決するためには
吹奏楽器でなくても
呼吸を意識することが肝心です。
そして、
この呼吸は楽器を通して
歌う意識をもっていれば
自然と感じることができるもの。
弾かずに敢えて「間」を楽しむ
という余裕があなたの演奏を
ワンランク上のものにしてくれます。
「間」を空けることが
音の会話をより楽しむポイントに
なってくるのですが、その先は
今後の無料メルマガにて
お伝えしていきます!